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船場町の埋立地

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 港湾合同庁舎をはじめ、市民健康センターや県漁協などが立地している船場町二丁目全体が埋立地であり、90年前までにはなかった土地であるということはご存知でしたでしょうか。
 上の地図は昭和8年のもので、三角の「埋立完了地」の部分が船場町二丁目にあたる地域です。
船場町の埋立地_e0397631_05561103.png

 上の地図は埋め立て前の大正7年のもので、現在、船場町一丁目と二丁目を隔てている道路が当時は最上川の岸であったことがわかります。


Commented by ヤマトンチュ at 2021-05-08 11:51 x
亡父が以前こんな話していました。玉かんの坂下って行って道路越してその先で泳いだもんだと。今は港湾道路になっている所で泳いでいたとは聞いてびっくりでしたが地図を見て納得しました。昔を知っている人はドンドン居なくなっています。もっといろいろな話聞いておけば良かったと。
Commented by sakata1964 at 2021-05-08 12:46
> ヤマトンチュさん
昭和20年代の酒田の新聞には明治期や大正期の酒田に関する証言が結構載っており、まだその時代を記憶している人が存命だったからだと思います。実際に体験した人の話を活字や電子データで残していく取り組みもこれからは必要で、そういった証言記録の保存は、多くの場合、不可能になってからやっておけばよかったと必要性に気がつくように思います。
by sakata1964 | 2019-01-24 07:25 | 地域 | Trackback | Comments(2)

酒田における昔の出来事について紹介します。歴史の闇に埋もれ、人々の記憶から忘れ去られた事実にスポットライトを当てることにより、過去が現在とつながっており、現在の酒田も過去の上に形成されたものであることや過去の記録や資料を未来に確実に残すことの意義を認識してもらえたら幸いです。


by sakata1964